水のコラム
ウォシュレットの交換費用はいくら?費用を抑える知識を徹底解説
ウォシュレットの交換費用はいくら?費用を抑える知識を徹底解説
近年、さまざまなところで取り入れられているウォシュレットは、家庭でも欠かせない設備になりつつあります。
便利なウォシュレットですが、寿命が来たり故障したりすれば、交換しなくてはなりません。交換となると気になるのが費用です。
交換を検討している方の中には、費用を抑える知識がほしいと考えている方もいらっしゃるでしょう。そこで、費用相場と設置費を安くするためのヒントをまとめました。ウォシュレットは7~10年で寿命が来る
使用頻度によりますが、ウォシュレットは大体7~10年ほどで寿命を迎えます。
ウォシュレットを設置してから7年以上経っているなら、交換を検討してもよいでしょう。なお、トイレも大体10~20年程度で寿命を迎えます。
トイレも寿命が近いなら、思い切ってトイレから新しいものに変えてしまうのもおすすめです。ウォシュレットの交換にかかる費用と目安
ウォシュレットの交換には、複数の費用が発生します。
費用項目の内容と、目安金額を解説しますので、業者に交換を依頼する際の参考にしてください。ウォシュレット本体の価格
必ずかかるのが、新しいウォシュレット本体の価格です。
ウォシュレットは機能やデザインにより価格が異なり、大体2~10万円と、費用の幅も広い傾向にあります。これは、リモコンの形態による価格の違いが関係しているためです。ウォシュレットのリモコンは2種類あり、ウォシュレットと一体化している袖リモコンは2~4万前後・壁にリモコンを取り付ける壁リモコンは3~8万と、かなり差があります。
取り付け費用とその目安
ウォシュレットの取り付けにかかる費用は、本体価格だけではありません。
業者に取り付けてもらうための費用も必要です。こちらもウォシュレットにより異なりますが、袖リモコンタイプなら大体7,000円~1万円程度・壁リモコンなら1~2万円が目安となります。取り付け費用は、業者により設定している費用が異なります。
設置費用を安く済ませたいなら、リーズナブルな製品を購入するだけでなく、良心的な価格で施工を提供している業者を探すことも大切です。交換費用がかさむケース
ウォシュレットは、トイレや配管の形状により、設置のための工事が必要になります。
その場合、ウォシュレットの設置とは別に費用がかかるため、費用を抑えるのが難しくなります。交換を検討しているなら、設置費用がかさむかどうか先に確認しておくことも大切です。
交換費用がかさむケースも併せて理解しておきましょう。トイレタンクが特殊
トイレタンクの中には、給水ホースが特殊な形状をしているものや、タンクレストイレのように、そもそもタンクがないものがあります。
このような場合、通常とは違う工事が必要です。そのため、取り付け費用が別途かかります。追加の取り付け費用が発生しないかの確認は、業者にトイレを見てもらって判断します。
現地調査で調べてもらうか、スマートフォンの写真などで判断してもらいましょう。配管や止水栓の交換が必要
ウォシュレットにつながっている配管や止水栓が劣化していると、水漏れの危険があるためそのままでは交換できません。
ウォシュレットの設置とは別に、配管や止水栓のメンテナンスや交換費用がかかります。ウォシュレットの交換を依頼する前に、配管や止水栓に異常がないか確認しておきましょう。
設置の際は、状況により設置前に修理が必要になることも頭に入れながら検討してください。配線工事やリモコン取り付け工事がある
ウォシュレットには電気が必要です。
コンセントがあっても、そこから得られる電源がウォシュレットを満足に動かせない場合も、工事が必要です。また、壁リモコンを設置する場合も、設置費用がかかります。
ウォシュレットの設置を検討する際は、水周りだけでなく電源やリモコン工事の必要性にも注目しましょう。交換費用を抑えるコツ
なにかと費用がかかりがちなウォシュレットですが、工夫すれば交換費用をリーズナブルに済ませられます。
複数の業者から見積もりをもらう
業者を選ぶとき見積もりを出してもらうのが一般的ですが、このときひとつの業者だけでなく、複数業者へ見積もりを出しましょう。
業者へ依頼するときは「相見積もりでお願いします」と伝えてください。ウォシュレットの交換にかかる費用は、業者がそれぞれ自由に価格を設定しています。
複数の業者に見積もりを出してもらえば、価格やその内訳を一気に見比べられます。お得な業者を確実に見つけられるため、費用の無駄を最小限にできます。また、複数見積もりを出していることを伝えると、ほかの業者から依頼を勝ち取るために価格面でサービスしてくれるところも多いです。
これを利用してお得に交換できたケースもあります。取り外しと処分は自分でやってしまう
ウォシュレットの取り付け費の中には、取り外しの手間賃も含まれています。
業者の中には、取り外しが済んでいると外す分の料金を取らないところもあるのです。取り外しの手順は少々複雑ですが、マイナスドライバーとモンキーレンチがあれば、誰でもできる作業です。
機械いじりや手先に自信があるなら挑戦してみましょう。また、ウォシュレットは、処分の際自治体に引き取ってもらわなくてはなりません。
このとき、引き取り料金が発生しますが、これも自分で済ませておくとその分を値引きしてもらえる可能性があります。対応は金額同様、業者ごとに異なります。
取り外しや処分をするかは、業者にその分の価格が安くなるかを確認したうえで取り組んでください。型落ち品を購入する
ウォシュレットの本体価格を抑えることも有効なテクニックです。
製品の機能などにも左右されますが、大体型落ち品は安価な傾向にあります。少しでも費用を抑えたいなら、型落ち品の中から予算に合ったものを探しましょう。ウォシュレットに限らず、電化製品は新しい製品が出ると値段が安くなります。
すぐに交換するのではなく、数か月市場を見ながら検討しましょう。新しい製品を選ぶときのポイント
ウォシュレットはトイレの形状により設置できる製品が違います。
購入の際は、自宅のトイレに合わせたものを選ばなくてはなりません。以下のポイントに注目しながら購入する製品を決めましょう。便座のサイズ
ウォシュレットには以下ふたつのタイプがあります。
・エロンゲート
・レギュラー
エロンゲートは大型サイズに当たるもので、便器の穴の長さが縦355~380mmのものが該当します。
新しいタイプで、築年数の浅い住宅なら、このタイプである可能性が高いです。レギュラーは名前の通り通常サイズの便器で、縦320~350mmの大きさが該当します。
築年数が古い住宅ならレギュラーサイズの製品を選びましょう。温水の供給方法
ウォシュレットは温水の供給方法によっても分類できます。
供給方法は以下のふたつです。・瞬間式
・貯湯式
瞬間式は戦場の際にお湯を温めて噴射するタイプで、お湯を溜める必要がない分電気代が安く、湯切れの心配がありません。
一方、貯湯式は本体価格が安い傾向にあり、温水量が多いです。
どちらもメリットがあるため、どのメリットがほしいかで選ぶとよいものを購入できます。リモコンのタイプ
リモコンのタイプでもウォシュレットは分類できます。
袖リモコンは安価に設置できますが、リモコン自体にホコリなどがたまりやすいうえ、トイレから出っ張るような形状をしているため、邪魔になることがあります。一方、壁リモコンは見た目がすっきりしているうえに汚れがたまりにくく、便器を掃除するときの邪魔にもなりません。
しかし設置の際は工事が必要なため、高額です。まとめ
ウォシュレットの交換費用は、ウォシュレット本体だけでなく、取り付けるトイレの状態によっても左右されます。
少しでもお得に設置するなら、依頼前からの工夫が重要です。普段から業者を探しておけば、困ったときにもすぐ相談に乗ってもらえます。
まずは業者探しから取りかかりましょう。北九州のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「きたきゅう水道職人(北九州水道職人)」
