水のコラム
トイレリフォームの費用相場は?ケースごとに解説!
2022年04月02日
トイレのメンテナンス

トイレのリフォームをする際には、リフォームの費用相場や注意すべきポイントを知っておきたいですよね。
一口にトイレのリフォームと言っても、内装や便器のグレード、手洗い場の有無によって費用は大きく変わってきます。
今回は、トイレリフォームの費用相場や抑えるポイントなどについてご紹介します。トイレのリフォームでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
トイレリフォームの費用相場
トイレリフォームで一番気になるのがリフォーム費用相場ではないでしょうか?
トイレリフォーム費用の相場で一番多いのは10万~20万程度です。ただし、リフォームする内容によって大きく費用が変わります。10万未満で済むこともあれば、100万円を超えることもあります。
大枠としての費用目安は
トイレの移動の場合:30万円~60万円程度
トイレの新設:40万円~100万円程
トイレの増設:70万円~200万円程度
といったところです。
工事期間は、3日~5日程度となります。
トイレ本体や内装などすべてリフォームする場合は費用が高くなる傾向にありますが、部分的なリフォームは費用を抑えることができます。
リフォームする部分ごとの費用相場を、詳しく見ていきましょう。
■内装リフォームの費用相場
トイレの内装リフォームの費用相場は、以下の通りです。
・壁紙クロス:2.5万円~4.5万円程度
・床材張替:1万円~6万円程度
壁紙の張替えと床材の張替えは合計で3.5万円~10.5万円程度です。
ただし業者によっては、セットで依頼することで安くなることもあります。
工事期間の目安としては、1日~2日程度です。
便器を交換する際の費用相場
トイレの便器を交換する際の費用相場は、以下の通りです。
・洋式から洋式へ交換の場合:3万円~21万円程度
・和式から洋式へ交換の場合:15万円~57万円程度
工事期間の目安としては、半日~3日程度です。
洋式から洋式へ交換する場合は、便器の形が変わることが少ないため、費用は便器のグレードなどにより前後します。
一方で、和式から洋式へ変更の場合は、便器の形が違うため配管等の追加工事が必要になるケースがあります。そのため、費用相場は高めです。
部分的にリフォームする際の相場
部分的にリフォームする際の費用相場は、以下の通りです。
・便座交換や温水洗浄便座設置:5万円~10万円
・コンセント増設:1万円~3万円
・手すりの設置:2万円~18万円
工事期間は、数時間~3日程度です。便座の交換や温水洗浄便座の設置は、リモコン式などグレードにより費用が前後します。
また、コンセントがない場合は、増設が必要なためその分費用もかかります。
手洗い場設置の費用相場
手洗い場の設置する際の費用相場は、以下のとおりです。
・手洗い器(カウンター)設置の場合:10万円~20万円
工事期間は、1日~3日程度です。
トイレに手洗い場を設置する際は、手洗い器や状況によって費用が変わります。手洗い器は、シンプルなものだとおおよそ4万円前後から購入できます。
費用を押さえたい場合は、シンプルなものを選ぶといいでしょう。
トイレ(便器)のグレードと費用
トイレは、メーカーによって機能などのグレードや費用に違いがあります。トイレのグレードによってリフォーム費用も大きく変わります。
ここでは、トイレのグレードと費用について解説していますので、ご参考ください。
■トイレの形状やデザインによる費用の違い
トイレには、タンクレス・タンク一体型・タンクありの3つの形状があります。
リフォーム時に選ぶトイレの形状によって費用が変わります。
それぞれの特徴や費用の違いは、以下のとおりです。
・タンクレス
タンクレスのトイレは、タンクがなく便器のみのため、コンパクトですっきりした見た目です。トイレ内の空間が広く見えるというメリットがあります。
一方で、手洗い管がついていないため、蛇口がないことによる不便さや故障の際に修理が難しい点がデメリットとなります。トイレ本体の費用相場は、30万円~35万円程度です。
・タンク一体型
タンク一体型のトイレは、まとまりがあるデザインです。タンク式のため、水圧の低い場所でも使用が可能というメリットがあります。
一方で、電気代が高い・最新の温水便座機能が付いている機能が少ないなどのデメリットもあります。トイレ本体の費用相場は、17万円~23万円程度です。
・タンクあり
最も見られている対応のトイレで、パーツごとの取り換えが楽で、修理費用も比較的安いというメリットがあります。
一方で、パーツが多く、つなぎ目などのデコボコで掃除が大変というデメリットがあります。トイレ本体の費用相場は、15万円~20万円程度です。
■トイレの機能グレードによる費用の違い
トイレには、さまざまな洗浄システムや除菌システム、節水システムがあります。
トイレや機能のグレードによってもリフォーム時に費用が異なります。トイレのグレードによる費用の違いは、以下をご参考ください。
・低グレード(タンク一体型トイレ+便器本体):10万円前後
・中グレード(タンク一体型トイレ+便器本体+洗浄便座):20万円前後
・高グレード(タンクレストイレ+洗浄便座):30万円前後
この他にも、スマホアプリで操作できる機能や室内の除菌ができる機能、自動排水機能などさまざまな機能付きのトイレがあります。トイレについている機能が多くなればなるほど費用も高くなります。
トイレのリフォーム費用を抑えるポイント
トイレのリフォーム費用は、決して安いとは言えません。
そこで、ここではトイレのリフォーム費用を抑えるポイントについて紹介します。トイレのリフォーム費用を抑えるポイントは、以下のとおりです。
型落ち製品を選ぶ
先ほども少し触れましたが、トイレにはさまざまな便利機能が付いているものがあります。
最新モデルや多機能タイプのものは便利ですが、費用が高くなる傾向にあります。反対に型落ち製品や機能を抑えたトイレは安くなる傾向にあります。
そのため、とくにこだわりがない場合は型落ちの製品を選ぶことで費用を抑えられるでしょう。
■施主支給
施主施工とは、リフォームを依頼した側(施主)がトイレなどの材料を手配してリフォーム業者に支給して工事してもらうことです。
ただし、リフォーム工事によっては、施主支給に対応していない場合もあるため、事前によく確認しておきましょう。
また、施主施工に対応している場合でも「工事が間に合わない」ということが起きないために、事前に工事日程や材料の搬入日程などの工程調整をしておきましょう。
まとめ
今回は、トイレのリフォーム費用相場や費用を抑えるポイントなどについてご紹介しました。
トイレのリフォームは、トイレ全体をリフォームするか部分リフォームのみ行うかによって費用が変わります。また、トイレ本体のグレードなどによっても費用が変わります。
とくにこだわりがない場合は、30万円以内に抑えられますが、トイレの機能やグレードにもこだわりたい場合は、30万円を超えることもあるでしょう。
トイレのリフォーム業者によっても費用の差があったり、施主支給の対応ができなかったりするため、リフォーム工事をする際は数社に見積もりを取り、最適な業者を選びましょう。
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